休日の過ごし方は?30代男性に聞く、「大人の休みの使い方」

10代、20代、そして30代と歳を重ねるに連れて変化していく休日の過ごし方。

それまでは友人とバカ騒ぎしていたのに急に早寝早起きになったり、家族もできて子ども優先になるなど、ライフステージによって休日の過ごし方は変わってくるものです。

とはいえ、その中でも感じる疑問。それは「充実した休日の過ごし方ってどんな感じなんだろうか?」ということ。

そこで今回、30代になって楽しく休日を過ごしている男たちにお話をお聞きしました。

休日を寝て過ごしてちょっぴり後悔してしまう…そんな男性はぜひ参考にどうぞ!

結婚半年!丁寧に暮らす男の休日は「掃除から始まる」

− まず今の環境を教えて下さい!

「半年前に結婚しまして、今は妻と二人暮らしです。仕事の関係上、僕は平日休み、妻は土日休みですが月一で妻に合わせて休むこともあります。なので、僕の代表的な休みとなると平日の一人で過ごす休みになりますね」

− なるほど!ではよくある休日の過ごし方教えて下さい!

「僕の場合は、まず前日の過ごし方が大切なんですが、前日は夜更かしはしすぎない、深酒もしない、朝まで飲むとかも一切しません!休日一日を『充実した』と思いたいからです!」

− 前日の過ごし方が大事。なるほど、たしかに「明日休みだ」と思うとついつい深酒しがちですからね。

「なので、起床は仕事に行く日と同じ、もしくはそれよりも少し早めに起きます。そして起きてまず最初にやるのが布団をしっかり直して、カーテンを開ける事。この動作が『だらっとしない秘訣』だと思っています」

− 休日の朝は確かに布団でダラダラしがちですね。ここをカーテンを開けることで回避すると。

「そしてタバコを一本吸ったらまず掃除。掃除は休日のルーティンワークです。家は1LDKの部屋ですが大掃除並みに隅から隅までくまなくやります。ちなみに掃除機などの機械は使わず、雑巾などを使って出来るだけ手でやります。掃除が終わる頃に洗濯が終わるので、流れで洗濯物を干して掃除は終わりです」

− なんで掃除なんですか…?

「掃除をする事で部屋の空気というか、氣?みたいなものがスーッとして心も気持ちよくなり、満たされるからです。ちなみにうちの夫婦では掃除を9割以上僕がやります(笑)。潔癖でもなんでもないですが、掃除をした後の清々しさが好きなので自ら頼んでやらせてもらってますね」

− さぞかし奥様は結婚してよかったと思っていることでしょう…!

「だいたい朝のルーティンが終わる頃に、10時頃になるので、歯医者さんや整体などの予約に合わせて行きます。ちなみに医者などにかかる時はほぼ朝一に予約してます。休みの中で『身体をケアする』ということが大事だと思いますし、これらを午前中に行うことで『まだ午後使える感』が好きだからです!なお、歯医者などがない時はとりあえず家の近くの川沿いを走ります」

− なんか、とても丁寧な暮らしですな。

「ケアを終えて、昼ごはんを好きなものを食べます。ここもポイントです。好きなものを食べるということが大事ですね。いつも自由に選んでるのか?と言われるとそうじゃなくないですか?時間とか相手のことを気にしてしまって」

− 確かに、いろいろな制約の中で食べ物を選んでいる気がしますね。

「だからこそ、一人の休日こそ好きなものを食べるんですね!そして、ここからが僕のフリータイムです!パターンとしては、買い物、映画(レンタル、映画館問わず)が多いです」

− なるほど。とてもいい過ごし方だ。

「そして夜は妻と晩酌しながらテレビを見たり、話しをしたり。もしくは友達と飲みに行ったりします。とはいえ、友達と飲みに行くときも出来るだけ早くから飲んで早めに帰ってきますね。妻と出かける時でも、友達と遊ぶ時飲みに行く時でも、『出来るだけ早くから動いて早めに帰り休日の最後を家でゆっくりする事』は必ず心がけています」

− なんか遊びきった大人の休日を聞いた気がしました。最初からほぼ満点の休日が出てしまいました…!!

「横横で鎌倉か、第三で江ノ島か」サーフィンを楽しむ男

− 今は独身ですか?

「そうですね。今は32歳ですが独身を楽しんでいます。そうなってくると、やはり趣味にハマっていくんですよね。なので、僕の休みはサーフィンを中心に回ります」

− なるほど。いい趣味ですね!どんな感じに過ごすんですか?

「次の休みに海いこうってなったら、2〜3日前からどこのポイントで入るか。っていう事を考え出します。スポットと言っても千葉や神奈川などたくさんありますが、僕は湘南の海です。とはいえ、湘南と言っても色々あるんです」

− サーフィン初心者からしたらですが…湘南は湘南じゃないんですか?

「違うんです!湘南の中でどこで入るか。これは結構大事なんですが、波伝説というアプリを見たり天気図を見て気圧、風予想をして『ここもいいなぁ〜』とか『ここはちょっとイマイチそうだな〜』って言う予測も兼ねて、行く少し前の日から楽しみます。この時点ですでに休日を楽しみ始めているんです

− 休日の前から休日を楽しむとは…なんとも休み慣れていますね。

「僕は朝一から海に入りたいタイプなので、前日はお酒も軽めにして早く寝ます。友達との飲みとかマジで減りましたね。減ったというか減らしてしまったが正しいかもしれませんが。で、布団に入るんですが寝れないんですよ。(笑)。なんかワクワクしちゃって。しまいには布団の中でサーフィンの動画とかみだしちゃったりして、もうなんとかして眠る感じです!」

− やはり大人になると早寝することが多くなるんですかねー。というか、もしかしたらそれが休日を楽しむ鉄則のひとつなのかもしれませんね。

「そして当日の朝…というかほぼ深夜に起きて車に乗り込みます。前述の通り、前日の夜くらいまでになんとなくはポイント決めるんですが…車に乗ると色々なことを思ってしまうんですよ。『鎌倉方面の方がいい波がたつんじゃないか』『今日のコンディションなら実はあそこのポイントは貸切状態かもしれない』とか…。僕は第三京浜で湘南まで向かうんですが、迷うんですよ、横浜横須賀道路に乗って鎌倉方面に行くのか、そのまま第三で江ノ島方面に向かうか…

− なんなんですかこれ!笑 サーファーあるあるなんですか!?

「そんな時に、『何キロ先 左車線横浜横須賀道路』っていう緑の看板が出て来るわけです。で、ギリギリまであーどうしよ!どうしよ!左車線いっちゃう?!鎌倉いく?!いや、鵠沼って決めたじゃん自分!え?どうするの?!みたいな…。朝の空いている道路ですが高速道路なんで…あっすみません。あの時の感覚に陥っていました。迷うのは危険なのでやめましょう」

− 良かった…。やっとこっちに帰ってきてくれましたね。

「それでまぁポイントにつくと朝一恒例の駐車時バトルがあるんです。夏なんかは特に海の前の駐車場がすごく混みます。行きたいポイントでも駐車場が空いてなくて泣く泣く諦めた事もあります。そんな時に、大混雑ポイントの駐車場に誰もいない状況で駐車をした時は正直ちょっと『俺、キテる』と思うんです。これが朝イチに行く理由のひとつでもあります」

− ほほう、そんなバトルが繰り広げられるんですか。

「ちなみに、駐車場で『あっワーゲンバスだ!○○さんいるな〜』とか『あのハイエースいつもいるな〜すげートレーニング頑張ってるな〜』とか思うんで、サーフィンを始めて車にも詳しくなったと思いますね。(笑)」

− まだ海には入らんのですか!(笑)。

「ここからは少し想像しながら話を聞いてもらってもいいでしょうか。まだ暗いうち、少し空が明るくなって来た頃に入水します。暗いうちはなかなか波も見えづらいので目を凝らして入るのですが、徐々に目も慣れて来て見えてきます。そして30分ほど経った頃、徐々に日が昇ってくるんです。水面に反射する太陽の光の中でするサンライズサーフ。これこそ、朝イチの一番の理由ですかね」

− サンライズサーフってめちゃくちゃカッコイイ響きですね。

「本当に気持ちいいんですよ。遠くの空に徐々に顔を出してくる太陽。本当に拝みたくなるような気持ち。今日も朝が来たな〜って爽快な気持ちになります。そんな景色を感じながらサーフィンをするのですが、サーフィンって波乗り以外にも色々な効能があるんですよ。僕個人の所感ですが」

– どんな効能が?

瞑想が出来ることですね。よく瞑想がいいよって本とかに書いてあると思うのですが、なかなか日常生活において瞑想できる空間を作るのが難しいと思うんです。スマートフォンがありいつでもすぐ連絡が来たり、家の外からはたくさん音が入って来たり。なかなか静かな場所で落ち着く事ってないんですよね。しかし、サーフィンには『波待ち』という波を待っている時間があります。沖をずっと見ていい波が来ないかなと待っている時間ですね。その間はただただ沖を見ているだけなんですが、その時って基本的に波の音くらいしか聞こえません。そんな状況でぼーっと波に揺られながら沖を眺めていると、無の状態になります。これって即ち瞑想なんですよね。自然の中に身を置いている無の時間こそが」

− 確かに、波の音しか聞こえない状況って今の時代なかなかないですね。それは本当そうです。

「こんな感じが僕の休日です。何もしていなかった頃に比べると、痩せて健康的にもなりましたし、生きる活力が生まれたというか。子どもとか出来たらまた変わるんでしょうが一生波乗りはやめられませんね!」

− ひとつの趣味ができるだけで結構人って変われるんですね。勉強になります。

朝5時のスーパー銭湯が僕のテーマパークだ!

− ラストの3人目の男性です!

「今年で35になる僕は既婚で子どもが二人います。そのため、休日の午後は子どもを遊ばせる時間になりますね。だからこそ、僕の休日は早朝から11時までにかけてが勝負になるんです!」

− 朝遊べるものと言えばそれこそサーフィンや釣りですか?

「いいえ!僕はインドアタイプなので、アウトドア系のことはしません。なので、僕のオススメは『早朝のスーパー銭湯』になります」

− 早朝のスーパー銭湯…?

「はい。最近のスーパー銭湯は朝5時から開いている所もあるんですね。朝5時ともなると昼にはごった返す人気のスーパー銭湯にも人はあまりいません。そこで思いっきり遊びます。まずは、最近巷で話題のサウナからスタートです」

− ほほう。

「開店と同時に施設に到着。勿論、前の晩は早寝です。そして、本物の一番風呂…これから多くの人が入るであろう大きな浴場に一番乗りで入浴します。これがまた最高なんですよ。なんとなく新鮮なお湯。いたとしても近所の人だけ。この環境こそ『世界で一番平和な場所だ』と感じるんです」

− 確かにピースではありますが…。

「そしてサウナ。朝からサウナで汗を流し、ご褒美の水風呂に浸かる。これをすると前日の仕事のイライラもクリアになってきて、これから子どもと遊ぶのが楽しみになってくるんです」

− サウナと水風呂は自立神経にいいとか聞いたことがあります。

「まさに。そして、朝5時から2時間ほど朝風呂を堪能した後、休憩室にこもります。この休憩室があるかないかも施設選びの重要なポイントです。ここに漫画があれば最高ですね。ない場合は、自分で本や雑誌を持っていきゆっくりとページを捲る。ウトウトしてきた場合はきちんと10時にアラームをかけ本と目を閉じます」

− これは確かに良さそうな休日ですね。

「ええ!そして起きたら一路家に向かいます。これこそが僕の休日です。家族がいたとしても、男たるもの『一人になりたい時』はやってくるものです。アウトドアの趣味がある人はその時間が一人の時間に相当するかもしれませんが、僕のようなインドア派にはスーパー銭湯こそ、最高の場所なんです」

− 十人十色の休日の過ごし方があるもんだ。ありがとうございました!

大人の休日は意外とお一人さまが多い!?

30代男性の休日の過ごし方。答えてもらった方達は皆、人生を楽しんでいるような印象を受けました。皆さん、まず早起きです。
そして何より、割と皆さんお一人で過ごしていることが多い様子。

仕事など、人と関わっているからこそ休日は一人でもしくは気心しれた友人と過ごすことがゆっくりと休める秘訣なのかもしれません。
また、趣味が広がることで休日を謳歌できている方もいるようです。

サーフィンやスーパー銭湯。何もしていなければただの海と風呂ですが、ひとつ趣味や好きなことを見つけるだけで、普段見えてる景色がすごく変わってくる…。

つまり、趣味が増えるということは男にとって『特別な場所が増える』ことと同じなのかもしれません。

ぜひ、3人の意見を参考にいい休日を過ごしてみて下さい!