【アメリカの文化】日本と恋愛や結婚の価値観は違うの?現地の日本人に聞いてみた

アメリカで流行ったものが、少し遅れて日本に入ってくるーー。それは現在、ファッションやテクノロジー、ビジネスなど多岐に渡ります。

そう考えると、もしかしたら「アメリカ的な価値観」も遅かれ早かれ入ってくるのではないか……?それを知って活かすとモテるのではないか…?そんな気がしている浜松一郎(30)です。

そこで今回、アメリカに住んでいる日本人女性LiSAさんに、最も身近な「恋愛観」と「結婚観」を聞いてみました。アメリカ的価値観は、果たして日本人と違うのかどうなのか…?

日本とめっちゃ違うのは、「一本釣り」ではないこと

− ずばり、恋愛の中で日本とアメリカで全然違うわ!と思ったところってどこですか?

「まず日本人の恋愛初期が感覚として、『一本釣りのオンリーワン』だとすると、アメリカは反対に『延縄(はえなわ)漁からのナンバーワン』ってところですね。ちなみに、延縄漁というのは、一本の幹縄に針のついた枝縄がいくつか付いているやつです。笑」

− わかりやすいようなわかりにくいような!笑。 例をあげてもらっていいですか?

「つまり、日本だと『この子を狙いにいく!』というような感じで、その間あまり他の女性とデートとか控えますよね?なんとなく本気度を示すために。でも、アメリカでは、同時進行で何人かとデートしていく中でふるいにかけていって、最後に一番自分に合うなと思った人を恋人にするというスタイルが多いんですよ

− Oh!それは全然違いますね。

「なにより、このようなことを行うことに全く罪悪感などは無くて、むしろ効率的だと思っています。なので最初に『彼氏・彼女になってください』なんてフレーズは出てこないんです。自然と周りの友達や家族に「この人が私のボーイフレンドです(ガールフレンドです)」と紹介してもらえるようになったら晴れてオフィシャルな関係ということになるんですね。どちらつかずの期間は、日本人の私からすると、とてもモヤモヤしますね。笑」

− そりゃモヤモヤしますわな…!アメリカ人女性もそんな感じですか?

「そうですね。性別関係なく、女性も同じように恋人を決める傾向があります。一般的にこれがスタンダードな恋愛の始め方だと肌で感じましたね。なお、友人に聞いたところ、日本人のように初めに言葉で『彼氏・彼女になってください』と言って、相手に聞くのはティーンネイジャー位までらしいです」

− ちなみに、身体の関係的のはどうなんですか?

ありですよ!それも含めての漁、ですから…!」

意外にも、結婚観は割と日本的

− この流れでお聞きしたいのが、結婚観です。これも大きく違ったりするんですか?

「結婚観はズバリ土地土地で違うと感じますね。ニューヨークやワシントンなどの大都市であればあるほど、東京住まいの人に感覚は近いです。逆に、アメリカの田舎に行けばいくほど結婚する年齢が早いです。しかし、どちらにも共通している考えがあって、それは『女性も結婚後働きに出る』というものです」

− あ!専業主婦とかじゃないんですね。

「そうです。ある統計によるとアメリカでは、奥さんが働きに出ている夫婦と、反対に専業主婦として家に居る場合、後者の方が離婚率が高いらしいんですね。これは旦那さんからの『何故働かないの?』というやり取りの末、という理由も含まれているのだとか」

− なるほど。でもなんとなく、一緒に食卓を囲むとかしきたりはありそうでうすよね。

「個々の家庭で多少の差はありますが、毎晩家族揃って食卓を囲むというのは日本と共通したアメリカ人のしきたりではありますね。あと割と違うのは、晩御飯だけに留まらず、週末の朝は家族で朝ご飯を食べに出かけるという習慣もあります。余談ですが、アメリカでは家族や親しい友人と、朝ご飯を食べにレストランへ行くというのが日常の一部となっています。なので、ブレックファストやブランチメニュー中心のお店も多く、朝の6〜7時頃からオープンしています。ここは日本とは違いますね!」

− 朝飯を一緒に食べる習慣は日本にはないですね。

「また、夫婦の記念日で二人きりで過ごしたい時や、共働きで子供のお迎えなどの時間が捻出できない場合はベビーシッターを雇うことが多くあります。アメリカだと、ベビーシッターをするのに特別な資格などは要らないので、日常的にベビーシッターを利用していますね。子供のいる家庭はそのような工夫をして、子育て中でも二人の時間をとるようにしています」

− そう言われると、映画でベビーシッターさんいるのよく見ますわ!

「ちなみに、意外かと思うかもしれませんが、日本人と同じ感覚で、仕事を頑張って家族を養うのが優先という考えのアメリカ人が多いですね。その代わりバケーションは一年のうち約2〜3週間とって、家族で旅行へ行ったりとオンオフをはっきりつけています。このメリハリが非常に大事だなーと思う今日このごろです」

− 2〜3週間は日本だとなかなか取れないですからねー!こういう部分こそ、長続きの秘訣なのかもしれませんな。

アメリカ人男性は、女性を褒めまくる

− 様々な経験をされてきた中で日本人男性とアメリカ人男性の違いってどこですか?

「そうですね。アメリカの男性はとにかく女性を褒めまくります。特に自分の彼女に対しては、他の人に『俺の彼女はここがこうで、ああで、こんなに素敵なんだ』とこっちが聞いていて赤面してしまうくらい自慢しますね。笑」

− 褒めまくるんですか…!そう言われれば、日本人男性が褒めまくっているのってあまり見ないような。

「恋人だけではなく、結婚して夫婦となった後も伴侶を他人に紹介する時は『うちの家内です』だけでは留まらず、『うちの世界で一番ゴージャスで美しい妻です』くらい言ってのけます。つまりは、自分の思っていることを言葉で相手に伝える・言葉で相手を気持ちよくさせる事をとても大切にする文化なのだと思いますね。日本の、あうんの呼吸も素敵ですが、パートナーから表立って褒められるのは女性としてこんなに喜ばしい事はないです」

− ふむ。これって、結婚を長続きさせる秘訣かもしれないですね。なんとなく、日本でも妻を褒めている男性の家庭って、円満なところが多い気がします。

「その点で、逆に日本人男性のいいところは、細やかで周囲の空気を上手く読んでくれるところが素晴らしいところだと思ういますね。特にパーティーや飲み会などの集団行動の時は、『俺が俺は』の主張の強いアメリカ人男性より、輪を乱さず相手の話にちゃんと耳を傾けられる日本人男性は凄くスマートだなという印象です」

− 確かに。女性を褒めまくりつつも聞き上手になればモテるかもしれませんね。頑張ろう!!

すべて真似する必要はない…けど、学ぶところは多そうだ!

インタビューでは深くお聞きしませんでしたが、LiSAさんが言うには
・人を褒めて気持ちよくさせる術を持っているアメリカ人が多い。
・皆、ちゃんと目を見て大きな声で話す。
これは端から見ていて、この人達は自分に自信があり、自分の意見をきちんと持っているのだなと思わせるからいいと思った。

といっていました。このようなスタンスはビジネスにおいても人間関係においてもマイナスになることは無いので、日本人が学ぶべき事は多々ありそうです…!