家計のやりくりどうしてる?家庭を持つ5人の男たちの「リアルお金座談会」

こんにちは、浜松一郎です。
近頃、僕の周りは結婚ラッシュ。独身の友人たちが続々と卒業していくのを見て、悲しい気持ちと門出を祝いたい気持ちで日々変な夢にうなされています。

そんな複雑な気持ちの中でひとつ気になったのが「お金」のこと。僕は独身なので、ある程度自由にお金を使えるのですが、結婚したらどんなふうになってしまうのでしょう。「自由に使えるお金はない」、「お小遣い制で絶望」のような状況は本当にあるのでしょうか?

そこで、奥さんからのクレームをはねのけ、年末に既婚者5人を呼び出して赤裸々に家庭のお金事情を話してもらいました。
結婚は夢と希望に満ちあふれているのか?はたまた絶望と苦悩なのか?既婚者男性たちのリアルな声をお聞きください。

いやいや集まった男たち。酒のチカラによって、饒舌になっていくのだった。

※7,000字オーバーの超大作になってしまったため、各人の特徴に合わせて目次を作りました!自分の境遇に近い人をまずはチェック!

▼目次

  1. 世帯年収800万円くらい。サラリーマン・在田(30)の場合
  2. 結婚一年目。奥様のほうが稼ぐ。サラリーマン・津田(29)の場合
  3. 子ども一人。奥さん専業主婦。床屋の下嶋(32)の場合
  4. 結婚二年目、旦那が主導権を握る。共働きのサラリーマン高森(33)の場合。
  5. 自身の年収2,000万!子ども二人の安達(31)の場合

「奥さんに給料を全額渡す!」サラリーマン、在田の場合

・基本情報
結婚3年目。子どもはまだいない。
共働き。仕事ができる奥様なので月収は年齢(29)より超余裕で超えている。
在田さんも奥様よりは稼いでいる様子。

― 早速ですが、月の給与はお互い、知っているのでしょうか?

在田:「僕の給与は公開してませんね。嫁の給与についても正確なのは知りません!お互い、明細見せろとか一度もないですね」

― 夫婦のお金の管理はどうしていますか?

在田:「そもそも僕は給料が支払われたらまず嫁さんにすべて渡すんです。なので、嫁に一任しています。その点では嫁は僕の給料を知っていると言ってもいいです」

― 全部渡すんですか!他の男性たちから、歓声が上がっていますが…。

在田:「そうですね。笑。全て嫁に一任してます。ですが、月の食費、外食費、などなど大体の生活費の値段は聞いて、じゃあこの項目はちょっとお金使い過ぎちゃったから来月は抑えようね。くらいの感じのゆるさにしてます。縛りすぎは良くないですが、ある程度の%は把握してますね」

― 自分で使うお金はどうしているんですか?

在田:「おこづかい制ではないですが、一応初期設定は5万円です。そこからお金が必要な時はその旨を伝えてもらっています。例えば『お金なくなったから3万円くれ!』みたいな感じで。僕は嫁が何に使おうが何も言いませんし、僕も言われませんね

― 最初からかなりのツワモノですね。他の男性陣がポカンとしています。

在田:「元々僕があるだけ使ってしまう人だったんで、奥さんを通すことで罪悪感を自分に与えているんです。笑」

― 貯金とかはしていますか?

在田:「積立とかはしてないですが、余ったお金は全て貯金してます。その他にも、いずれ独立したいので、独立資金を別口座で貯めていますね」

― なるほど…。というか、どうやって今のかたちに落ち着いたんですか?

在田:「2人で同棲してる時に、『家賃光熱費何割づつ負担するか』とか、『家で食べる食事のお金は』とか、本当とにかく面倒だったんです。そこで結婚を機に思い切って全部渡すことでそのストレスはなくなりました。やっぱりストレスがないほうがいいですよ。ただ、このスタイルはマジで『信頼関係』が大事ですね」

― 聞いていて、本当にそう思いますね。最後に、これから結婚を控えているカップルにアドバイスを!

在田:「まず、大前提として『自分が頑張って稼いで文句を言わせないこと』です。これが最低条件。そして、その次に大事なのは、『金の文句言ってくるような女性と結婚するな』ですね」

― これは、自分で稼いでいるから言えることですね…!

在田:「そもそも、結婚する前と相当生活が変わるようなら結婚したくないじゃないですか。それなら結婚しない方がいいのではと思いますね」

― 何人かの参加者が耳を塞いでしまっている。

在田:「ちなみに、奥さんの実家がお金の管理をどうしてたかとかも重要みたいです。それが相手の中で普通になってたりするので。その点は、結婚前に探ったほうがいいと思います!」

月収は奥様のほうが多め…!サラリーマン・津田の場合

・基本情報
結婚1年目。子どもはまだいない。
共働き。こちらも、仕事ができる奥様なので月収は年齢(29)より超余裕で超えている。

― というか、皆さんの奥さん、結構稼いでいるんですね…!

津田:「そうですね…。在田さんとこと一緒で奥さんが結構稼いできます。なお、給与の公開状況については、自分のは『完全には公開してない』です。いくら前後位と曖昧に伝えていますね。ただ、嫁のは知っています。笑」

― ずるい!光熱費とかは折半ですか?

津田:「そうですね。完全折半です。先に自分が払い、月末に徴収って感じでまわしています。それもあって、共同の口座はなくて基本自分のお金は、自分で管理するスタイルです

― そうなると、外食費のお会計などはどうしているんですか?

津田:「ほんの少し自分が多めに払うという暗黙のルールがあります。一万なら6000円が僕、嫁が4000円って感じですね」

― あー!こういう感じのお互い言わないけど…みたいなのありますよね。参加者たちがうなずいています。なお、月に自由に使えるお金はどんな感じですか?

津田:「生活に支障をきたさなければ、生活費を引いた給料全て使えますね。ただ、月にお互い1万づつ貯金するという感じでコツコツやってます。今は大体60万くらいですね」

― 割と自由に使えるお金あるんですね!

津田:「ただ、お金の管理は自分でも、なんとなく『2人のお金感』もあるので貯金がそこそこないとまずい気になりますね。笑。その点、在田さんのやり方って忖度しなくていいので楽だと感じました」

― なるほど。では最後に、これから結婚を控えているカップルにアドバイスを!

津田:「そうですね、まずは、子供が出来るまでお金は、個々の管理が望ましいかなと思います。その上で、子供ができた時用に毎月決めた金額を2人で貯金がおススメですね。同じ金額を貯金だと、片方だけ損した気にならないのでね…!もしくは、月初に2人で決めた金額を出し、家の事はそのお金でやりくりするなんてのもいいと思いますよ」

― ほほう。

津田:「ただ、自分の感覚だとマジでお小遣い制は死ぬと思うので絶対にやめたほうがいいです。お小遣い制がマストな女性は結婚やめたほうがいいですね…!」

自分で稼いで自由につかう!床屋さん・下嶋の場合

・基本情報
結婚5年目。こども一人。
奥さんは専業主婦。よって、稼ぎは自分の給料のみ。
床屋さんで働いていおり、将来は独立する予定。

― ここで初めての子持ち・専業主婦の奥様を持つ下嶋さんの登場です。在田さんや津田さんとはちょっと状況が違いますよね。

「そうですね。とはいえ、自分の給料は、大体月にいくら位って感じで大まかには伝えてありますが、詳細は伝えてないです。なんとなく知られるのもあれなんで…!ちなみに、奥さんは子供出来てから働いてないけれど、子供できる前に働いてた時でも月々の収入は把握してなかったですね。ただ、リアルなことを言えば、年末調整で配偶者控除を受けるため、源泉徴収票は確認するから年収は把握してた感じです

― 子供ができる前も固定費は全部払ってたんですか?

下嶋:「子供できる前は奥さんも働いてたから、家賃は僕が全部支払って、水道光熱費は奥さんに払ってもらってました。食費も全部俺が払ってましたね」

― なるほど。

下嶋:「今は、もちろん全部僕が払ってるので。奥さんが払ってるのは奥さんの携帯代とか交際費とかそんなもんかなと思いますね」

― 結構、今っぽい感じとは違いますよね?お互い働きに出るみたいな風潮とは。

下嶋:「ですね。昔っぽいスタイルだと思いますが、僕も仕事しまくるの好きですし、奥さんも働かないで子供見てたいって言ってるから、うちには合ってるスタイルですね

― なるほどなー!その中で、我が家のマイルールみたいなのはあるんですか?

下嶋:「子どもに関しては、僕が休みの日は昼と夜に子供にご飯あげて片付けするのと、洗濯物をたたむのと、お風呂に入れてあげるっていうのは決めてますね。ただし、月に一回は僕が完全に自由に出来る日を設けます。その日は、基本的には子供を風呂に入れる時間までには帰ってくるんだけど、もうちょい夜まで使いたい時は事前に伝えておいて、お風呂も奥さんに入れてもらう事もありますね」

― 凄いよくできている決まりですね。

下嶋:「その日は日帰りで旅行に行っても良いし、自分の作品作っても良いし、出店計画を練ったり物件見に行ったりしても良いって感じです。こういう日を設けないとまとまった時間がほとんどとれないから、自分の描くビジョンを達成するのが難しくなるなと思って
ただでさえ休みが少ないのに、子供がいてなお、毎月自由の日を持たせてくれるのは本当に奥さんの協力なくてはなし得ないから感謝してます

― 奥様の協力なくして、今の状況はなし。いいことです。ちなみに、自分で好きに使える額も自分で管理を?

下嶋:「そうですね。お金は僕が管理していて、奥さんにお小遣い月3万円渡してる感じです。なので、自分は完全に自由に使えるし使ってます。といってもそんなに浪費グセもないからちゃんと貯金は出来てますけどね」

― 貯金額はどのくらいですか?言える範囲でいいです!笑

下嶋:「僕の場合は特殊で、独立資金として貯めてる感じなんですよ。なので、『独立資金以外』に将来いくら必要で、その為に月にいくら貯めなきゃいけないみたいなのは全くしてないです」

― オーディエンスから驚きの声が上がっています。

下嶋:「自分の店を出す時は貯金全部吹っ飛ばしてやるくらいの気概がないとできないですからね。皆さんからすると計画性が無くてヤバいかもしれないですが、その時はその時でやりくりすればどうにもならない事は無いと思ってます。笑。なお、夫婦での貯金は無いですね。逆に言うと、それが夫婦での貯金でもあって、額は大体500万位って感じです

― ほへー!ちなみに、付き合っている時はどんな感じだったんですか?

下嶋:「付き合ってる時は食事、旅行等の娯楽の部分は全部折半で、結婚してからもそんな感じだったんですよね。でも、子供が出来てからはほぼ全額僕が出す感じになってますね」

― では、最後にこれから結婚する男性にアドバイスをお願いします!

下嶋:「とりあえず、ある程度不自由なく暮らせる収入を頑張って稼ぐのが大切だと思います。僕も月収30万以上いってからじゃないと結婚はしない、月収40万以上じゃないと子供は作らない、みたいな目標は立ててましたし…!」

― 具体的な目標を持って結婚をしろと。身にしみますね。

下嶋:「そしてなにより、お小遣い制は本当に大変だと思うから、自分で管理した方が良いと思いますよ。仕事してると付き合いとか後輩におごったりとか色々ありますからね。ここだけは譲らないほうがいいです…!」

― オーディエンスがみんな頷いている…!本当に、みんなお小遣い制に警鐘を鳴らすパターンなんだな…!

「お小遣い制でも、仕組みの構築で問題なし」30歳・高森の場合

・基本情報
結婚2年目。子どもはまだいない。
共働き。夫婦の稼ぎについては旦那のほうが全然多め。

高森:「先にいいますと、うちは給料をお互い、大体の額は公開してますね

― なるほど。支払いについてはどんな感じですか?

高森:「家賃は僕の給料から天引きなので僕が支払っています。そして、皆さんと違って、うちはお小遣い制にしていて、お小遣い口座とそれ以外の口座に給料を分けていいます。その『それ以外の口座』を嫁に預けています。そこで生活費は賄って貰ってますね」

― なるほど。在田さんと同じような感じですね。
 
高森:「一方で、嫁の給料は嫁が管理してるのでどのくらい溜まってるかなどはわかりません。ただ、僕が渡してる口座からはカードの引き落としくらいしかないから、生活費は嫁のお金でやってるように見えますね」

― 逆に、お金の話とかはあまりしないんですか?

高森:「そうですね。最初は共通口座を作る案を提案したんですけど、振込が面倒という理由で続かなかったです。笑」

― 家賃以外の支払いはどんな感じなんですか?

高森:「2人で出掛けた時などは全て前述の『家の金(嫁管理)』から出してるので僕が支払うことはないですね。なお、僕の小遣いは月5万円です

― 高森さんの貯金はあるんですか?

高森:「僕自身で年間60〜70万の貯金はしています。月平均5万円くらいの貯金額ですね。嫁のは前述の通り認識はしていないんですが、貯金好きなので少なくとも俺と同額くらいは貯金していると思ってます。笑」

― ふむ。やはり皆さんの話を聞いていると、信頼関係は大事だなと思いますね。では最後に、これから結婚する男性にアドバイスを!

高森:「まず絶対に貯金はしておいた方が良いですね。主に結婚式の資金と新居の資金としてです。ただ、生活費は一緒に過ごすようになってからで良いと思います。なんだかんだ二人で頑張っていけば貯まると思うので

― なるほど。

高森:「ただし、給料はある程度開示しても良いと思うけど、必ず隠し口座は持っておくべきだと思います。僕の場合は『交通費』とか『立て替え経費』が入ってくる口座があります。この隠し口座が今後めっちゃ大事になってくる。そんな気がしています。笑」

口座はめっちゃ分ける!必殺仕事人・安達の場合

・基本情報
結婚10年目。会社員と副業で合わせて年収2000万円くらいを稼ぎ出すやり手。
奥様は、パート。子どもは二人。

安達:「僕の場合、本業の給料は言ってます。ただ副業の方は秘密ですね。副業のほうが多いので…!ざっくりな金額は伝えてますが、詳細は秘密にしてます」

― 本業を言っていて、副業が秘密とは…!

安達:「また、家計に関する支出は全て僕の口座がから引き落としをしてます。奥さんも仕事をしてますが、これは奥さんの口座にプールされてますね」

― お金の管理はどうしているんですか?

安達:「貯金用の口座を作ってます。毎月10万円ずつコツコツと積み立てるようにしてますね。口座が多いのでわかりやすく言います!

・僕の本業口座(全ての生活費を引き落としてます)
・奥さんの本業口座(奥さんの収入がプールされてます)
・夫婦共同の預金口座(毎月10万円貯金してます。総額で200万円くらいの貯金があります)
・僕の副業口座(つかメインの収入はこっちです。金額は秘密)
・子供の保険(毎月保険の積立を1万円してます。確か15歳くらいから解約返戻金がプラスになります)
・子供の口座(毎年10万円くらいお年玉をもらうリッチな子どもの口座です)

上記に加えて、資産運用用の口座を準備する予定です、2019年は1000万円ほど資産運用にお金を入れますね」

― きっちりとわけられてますね…!これはこどもができたらみんな見習ったほうがいいやつだ。

安達:「支払いについては、会計は全て奥さんがします。というのも、クレジット決済が大半で奥さんに僕の家族カードを渡してます。なので引き落としは僕の口座ですね!」

― ちなみにですが、毎月自分で自由に使えるお金っていくらくらいですか?

安達:「毎月100万円くらいはありますね…!ただ、実際に使っているのは30万円くらいだと思います。あまり物欲がないので、支出の大半は飲み代とタクシー代ですが…」

― 100万自由かー!これは羨ましい。でも、確かに安達さんは、こだわりが半端じゃない!って感じじゃないですもんね。最後に、これから結婚する男性にアツいアドバイスお願いします!

安達:「まず、独身時代全く貯金がなかった僕から言いたいのは、お金はあった方が良いと思います。最低でも300万円あると嬉しいですね

― 300万円ですか。

安達:「はい。結婚式、住宅の購入、車、家財道具などで結構お金がなくなります。あと、子供が生まれると想像以上にお金がなくなります。なので、300万円くらい、最低でも100万円はいつでも払えるお金があると安心ですね」

― なるほど。

安達:「あと、給料の開示は相手方にもよるので難しいポイントですが、結婚当初は見栄を張らないで質素に倹約する方が良いのかな?と思います。はじめにカッコつけて生活水準上げてしまうと、下がった時に奥さんが我慢できないかもな〜と思うんで」

― え?安達さん元々お金持ってたんじゃないんでしたっけ?

安達:「いやいや!僕は21歳で結婚してずーーーとお金がなかったですよ!収入が上がったのもホントここ一・二年くらいです。なので、収入が上がっても奥さんには節約志向が根付いていて、お金の揉め事はあまりないですね」

― なんと!笑。 ただ、背伸びしない程度の暮らしからスタートは本当そうですね。オーディエンスも納得の様子です。

安達:「ただ、お金がないときは、心に余裕がなくて小さなことで喧嘩していた記憶がありますけどね。毎月家計簿が赤字で貯金がどんどん減っていくとかなーり不安になります。僕も300万円の貯金が10万円まで減ったことがありましたし。笑」

― 様々な経験をしてきて導いた結果だから、説得力が強かったのか!

信頼関係が鍵か?夫婦のお金事情は意外と安定していた

5人の既婚者男性を集めて、お聞きした家計のやりくり。

独身の私としては、もっと血なまぐさい戦争が行われているかと思いきや、意外とみんな安定しているという感じでした。
それはなにより、お互いの信頼関係ありきで「信じる心」が大事なご様子。かつ、持ちつ持たれつでバランスをとっているようです。

今日話しをきいた5人のような家庭を作れるなら結婚したいな…!と思った私、浜松一郎。まずは相手から、探していきたいと思います。
みんなのアドバイスを忘れないようにして…!!