キャバ嬢と恋をすることは可能?元No.1キャバ嬢に聞く、接客と恋愛のスキンシップの違い

働く男にとって、楽園とも言えるキャバクラ
仕事だと分かっていても、キャバ嬢たちの美しさや優しさに、ついつい本気で恋に落ちてしまう方もいるのではないでしょうか。

では、キャバ嬢たちにとって、どこまでが接客なのでしょうか。
また、キャバ嬢と真剣交際をすることは可能なのでしょうか。

今回は、元No.1キャバ嬢、お客さんとの交際経験3回有り(全て真剣)のあかりさん(仮名)に、接客・営業としてのコミュニケーションと、本気の恋愛に発展した時の違い、また、恋愛対象となるお客さんの特徴などをお聞きしました。

自分の苦手を理解し、磨き上げた5つの接客テクニック

初めにお伺いしたのは、仕事としての接客テクニック
都内のキャバクラで4年間働き、No.1に輝いたというあかりさんは、お客さんにどんな接し方をしていたのでしょうか。

「キャバ嬢のお客さんの取り方は、人によって様々なタイプがあります。
前提として私は

・友達営業が主流
(お客さんと友達のような関係になる営業方法。擬似恋愛関係を築く場合は色恋営業と呼ばれる)
・外見だけでお客さんがつくほど美人ではない
・話術はあまり得意でない

の3つの特徴があったので、それ以外のところで勝負をしていました。

具体的には、以下の5つの方法です。

1.主人公はお客さん。気持ち良く話せるように、最高の聞き役になる

「まず1つ目は、相手が気持ちよく話をできる、聞き役に徹すること

大半のお客様は、面白い話を聞きたいというよりも、自分の話を聞いて欲しいという気持ちでキャバクラを訪れます。
そのため、“相手の話を遮らない”“相手がもっと話したくなるような相槌”を心がけていました。

ー正直「この人の話、どうしても興味が持てないな…」と思う場面はありませんでしたか?

「ぶっちゃけ、多々ありました。
なので、初対面のお客様の良いところを必ず3つ以上見つけ、その長所を軸に褒める・関心を持つようにしていましたね。

お客様が主人公になれるように、“こんなに楽しい話ができるあなたは天才”という空気を作るんです。」

ー会社や家庭で何かしら我慢をしてる男性にとって、自分が主人公になって自由に話ができる環境ってとても大事ですよね。
時には、話し下手なお客さんもいると思うのですが、そういった時はどうされていたのですか?

「お互い無言で気まずい空気になってしまう…という状況は避けなければいけません。

とはいえ、私も話すことが得意ではないので、 “なんか落ちつく〜”“●●さんの席は居心地が良い”などと言い、無言でも気まずくならない空気作りを行なっていました。」

2.セクハラ防止にも!お客さんの両手を握る

ー相手の性格によって方法は異なるものの、お客さんにとって居心地の良い、日頃のストレスを発散できるような環境作りを徹底されていたんですね。
ただ、酔っ払ったり、楽しくなってきたりすると、ボディタッチをしてくるお客さんもいるのではないでしょうか?

「とても多いです。
さらに、注意してもやめない場合が多く、真剣に怒ると雰囲気が悪くなってしまうんですよね…。

なので、“相手の両手を握ること”も心がけていました。
そうすることで、お客様としても手を繋げて嬉しいし、私としてもトラブルが回避できるし、お互いにハッピーなんです。」

ーセクハラ防止だけでなく、お客様の満足度を上げることにもなるので、とても重要な接客テクニックですね。

「そうですね。
この技を使うキャバ嬢は多いと思います。」

3.お酒をたくさん飲み、売り上げアップ&場を盛り上げる

「他に心がけていたのは、お酒をたくさん飲むことです。
とにかくたくさん飲んで、場を盛り上げていました。

幸い私は酔うと楽しくなるタイプなので、お客さんも喜んでたくさんお酒を頼んでくれましたね。」

ー潰れてしまうことはないのですか?

「そういう時は、裏のトイレにこもり、吐いて復活してまた飲んでいました(笑)。

スタッフにはバレバレでしたが、お客さんには分からないようにしていましたね。」

ーさすが、プロですね。
反対に、どうしても酔えない時は?

「酔えない時…ありますよね。何故かいくら飲んでも酔えない時。

でも、お客さんからすると高いお酒を注文したのに、キャバ嬢が全然酔わないって面白くないですよね。

なのでそういう時は、お店のカラオケで曲を入れて、元気で盛り上がる曲を歌ったりしていました。
テンションを上げることで、酔っているような雰囲気を作るんです。」

4.営業メールはメルマガ並みに!

ー営業メールなどはしていましたか?

「死ぬほどしていました。
誰もが振り返るほどの美人だったら、何もしなくてもお客さんがつくと思うのですが、そうでない人はお店以外のところでも頑張らないとお客さんに指名してもらえません。

連絡先は、席についたほぼ全てのお客さんに聞いていましたし、メルマガ並みにメールを送っていましたね(笑)。」

ーそれだけの人数&頻度になると、内容はコピペになるのでしょうか?

「ちょっと偉そうで申し訳ないんですけど、私はお客さんのことを3つのグループに分けていて、グループによって送る内容を変えていました。

<一軍>来店頻度の高い方→その人に合わせて、きちんとメールを打つ
<二軍>3ヶ月に1度くらいの頻度で来る方→内容は使い回したり、ちょっと変えたり
<三軍>お店に来ない方→名前の部分だけ変更し、基本的にコピー&ペースト

といった感じです。」

ー三軍の方、名前を間違えて送ってしまうこともありそうですね…。

「ありました…。

でも、“半年間ずっと連絡くれてたよね”と、私の営業に対する熱意に感心し、来店してくれるようになったお客さんもいました。
なので、やらないよりは絶対にやった方が良いと思います。」

5.お店に来る金銭的余裕がない人とも同伴し、恩を先に売る

ーメルマガ並みの営業メールなど、並々ならぬ努力を続けていたあかりさんですが、同伴も積極的にされていたのでしょうか?

「はい。特に一軍の人とはよく行っていました。

また、同伴するお金がないという方でも、ご飯だけ付き合ったりすると“俺のために時間を割いてくれて申し訳ないな”と感じて後日お給料が入ってから来店してくれる方も多いです。なので、ただのご飯にも積極的に行くようにしていました。」

ー恩を先に売っておくという方法ですね。

「ただ、私の時間も有限なので、とりあえずご飯に付き合うのは3回までと決めていました。

その間にお店に来てくれなかった方に関してはお店に来る意思がないと判断して、それ以降は断るようにしていましたね。」

ーアフターも積極的にされていたんですか?

「はい。
私は、自宅の最寄駅にあるお店で働いていたので、終電を気にする必要がなく、必ず家に帰っていましたが。」

ーホテルに誘われることは…?

「ありました。
でも、昼間は会社員をしていることにしていたので、“明日も朝から仕事なんだよね…”と大変アピールをして乗り切っていました(笑)。

相手は少なからず私に好意を持ってホテルに誘っているはずなので、“応援してくれるよね?”と。」

ーさすが…!
それでも諦めてくれない場合は?

「最後の手段は“もうお店に来なくていいよ”ですね。
私は温厚なキャラなので、普段は全く怒らないんです。

そういう人が怒るのって、効果てきめんじゃないですか。“ごめん”と言われ、無事解決していました。」

キャバ嬢にモテたければ、自分が接客するべき?
真剣な恋愛に発展するお客さんと、そうでないお客さんの違い

お客さんのタイプに合わせて、相手が気持ち良い時間を過ごせるよう、そしてお店に来たくなるよう、徹底的に考えて行動に移しているあかりさんですが、お客さんと真剣な交際をしたことが3回あるとお聞きしています。

本気の恋愛に発展するお客さんと、ただのお客さんの違いは、何でしょうか?

自分が楽しむより、キャバ嬢を楽しませることを考えているかどうかだと思います。

キャバクラでキャバ嬢にたくさん話を聞いてもらったり、居心地の良い空間を作ってもらったりして、“この子といると癒される”と、恋に落ちる男性って多いと思います。
あと、“この子優しいな…俺のこと好きなのかな?”と勘違いする男性も…。
でも、多くのキャバ嬢は仕事だからそれをしているのであって、相手を癒すことに疲れている子も多いです。

そんな時に、逆にキャバ嬢を楽しませようとしてくれるお客さん、癒そうとしてくれるお客さんって、すごくモテるんですよ。」

ーキャバ嬢も人間ですもんね…。
その理論でいくと、ボディタッチが激しいお客さんや、自分の話ばかりするお客さんはまずモテないということですね。

「あと、酔ってる時ってその人の本性が出るので、飲み方が綺麗かどうかも重要だと思います。
最初は“誠実そうな人だな”と思っていても、お酒が進むうちに自慢話が多くなったり、横暴になったり、セクハラをしてくる人は少なくありません。

キャバ嬢は色々な男性とお酒を飲むので、変に取り繕ってもすぐにバレてしまうでしょう。」

キャバ嬢から飲みに誘われたら脈アリ?
ただのお客さんへの接客と、恋愛対象への接客はどう違うの?

では、キャバ嬢が自分のことをお客さんではなくひとりの男性として意識してくれている時はどのように見極めれば良いのでしょうか?
接客面での接し方の違いはありますか?

「私の場合、3人とも初めは普通のお客さんとしてお店で出会いました。

顔が好みだったというのもありますが、席についてみたら絶対に触ってこなかったり、距離をしっかり取ってくれたりと、誠実な姿に惹かれました。
気づいたらその人が来店することが癒しになり、楽しみになり、仕事以外でも会いたいと思うようになったんです。

それで、普段は自分からお客さんを誘うことは滅多にないのですが、“飲みに行きませんか?”と誘い、デートをするようになりました。
もちろんこれは、同伴やアフターではなく、普通のデートです。」

ーでは、出会い方や接客の仕方は通常のお客さんと特に変わらないということですね。
ただ、あかりさんの心の中では普通のお客さんとは違う感情が芽生えており、その結果、珍しく自分からご飯や飲みに誘ったという。

キャバ嬢からデートに誘う=本気の恋愛と捉えても良いのでしょうか?

「私は基本的に友達営業なので、すごく仲の良いお客さんに日頃の感謝を込めて飲みに誘うこともあります。
ただ、それも恋愛ではないけれど、人としての好意を持ってのことです。

“好き”の種類は違うかもしれませんが、“キャバ嬢から誘う=何かしら好意はある”と考えても良いかもしれません。

しかし稀に、同伴でもアフターでもないのに、とても積極的にお客さんを外に誘うキャバ嬢もいるので、そのキャバ嬢が他のお客さんのどのような接客をしているのか、しっかりと観察した方が良いでしょう。」

ーあかりさんにとっては“自分から誘う=特別なこと”のようですが、誘われたお客さん(後の彼氏)には“営業かな?”と疑われなかったのでしょうか。

「元彼のうちの1人は、19歳も年が離れていたので、最初はとても疑われました。
こんな年上のおっさん捕まえて何がしたいんだと。

でも、そんなことないと言い続けて、時間をかけて信用してもらいましたね。」

ーそれは確かに、信用してもらうのに時間がかかりそうです。
キャバ嬢から誘ってもらえないけど、自分のことを好きになって欲しい男性はどうしたら良いと思いますか?

「何度か通ってまずは信頼を得ること。
そしてその間、自分が接客をしてあげるくらいの気持ちでキャバ嬢を楽しませることが大切です。

何度か通って信頼関係ができてきても、外で会うことを提案されなかったら、自分から誘ってみるしかないと思います。
信頼を得るまでは、くれぐれもボディタッチや過度なお酒の強要、ホテルの誘いはしないように。一気に信頼されなくなるので、本当にやめた方が良いです。」

自分が癒されるばかりでなく、相手を幸せにしてあげることができれば、キャバ嬢も真剣に考えてくれるかも?

“この子といると楽しい、癒される、本当の自分を出せる”

というのは、相手を癒すプロであるキャバ嬢が、全力であなたの為の空気を作っているから。
「一緒にいると幸せだから、好き。こんなに優しくしてくれるってことは、あの子も俺のことを好きなはず」と勘違いしてはいけません。

本当にそのキャバ嬢のことを好きなのであれば、自分も相手を癒してあげること、相手が素を出せる環境や空気を作ってあげることが大切です。
何度かお店に通うことで信頼関係を築き、「プライベートでも会いたい」と思わせましょう。相手が喜びそうなことを継続的にしてあげれば、嫌がる女性はいないはず。

“キャバ嬢かどうか”は職業の問題で、プライベートにはなんら関係ありません。ひとりの女性として誠実に向き合えば、真剣に交際することは不可能でないでしょう。