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世の男性の皆さん、こんにちは。世の中の性に関する悩みに敏感なただのOL、すたん子(仮)です。
突然ですが男性のみなさん、射精をせずにイッたことはありますか?

「そんなことできるわけないじゃん。」とお思いの方。でも、もしそれができたら、オナニーやセックスの幅が広がると思いませんか?

という訳で今回は、Twitterで様々な性の雑学をつぶやき、フォロワー数19万人超え、昨年には本まで出してしまったスーパー男の娘大島薫さんに、何故そんなに性に関する知識が豊富なのか、また、射精をせずにオーガズムを迎えるメスイキその他の性に関する様々な雑学についてお聞きしました。

前編・後編2編に分けてお伝えする大島薫さんインタビュー。セックスやオナニーの幅を広げたいとお悩みの方、性に関する雑学を身に付けてモテたいという方は必読です!

そもそも大島薫さんって?可愛いのに、体は男性のままって本当?

現在タレント・作家として活躍されている大島薫さん
現在に至るまで、どのような経緯があったのでしょうか。

金銭的理由から、男性の姿のまま挑戦したゲイビデオ

元々は普通の男の子だったいう大島さん。アニメや漫画、インターネットなどの影響で15歳の頃から女性の服装をした男性、男の娘に興味を持ち始めます。

その後普通の会社員やフリーターなどを経て、19歳の時金銭的な理由からゲイビデオに出演。バイセクシャルということもあり、男性との性行為は経験があったため、ゲイビデオへの出演にそこまで抵抗はなかったそう。
男性が好きな男性が観るゲイビデオ。モテるのは男らしい男性ということで、ゲイビデオ時代は主に男性の姿で出演をしていました。

「男性性」を上手く出すことができず、自分が本当にやりたいことに気づく

しかし、元々男の娘に興味があったことから、「男性性を全面的に押し出すことは得意ではないな…」と感じ始め、たまに行われる女装モノの企画を通して「自分が本当にやりたいのはこっちだったんだ」と気付いたのだと言います。
とはいえ、大島さんがやりたいのは男性の体のまま女性の服装をする、いわゆる男の娘。体ごと女性に転換することを目指すニューハーフの方たちともまた違うため有名な前例もなく、何を目指せばいいのが、どういう風に生きていけばいいのか悩んだそう。

そんな時、「自分みたいに、体は男性のまま女性の格好をしたくて、でもその前例がないがために人に言えず悩んでいる人は多いのではないか」という考えにいたります。「それならば、自分がその有名な例になってしまえばいいんだ」ということで、男の娘としての知名度を上げるため、23歳〜24歳のころ、素人とプロの境目が曖昧なゲイビデオから、本格的にAV業界へ転向しました。

AV業界〜現在に至るまで。

その後、AV女優として様々な活躍を経て26歳で引退。27歳となる現在は元AV女優でタレント・作家という肩書きで各種メディアで活躍しています。
中でも性に関する様々なツイートが話題となり、Twitterのフォロワー数は19万人超え。昨年(2016年)9月にはTwitterのツイートを軸に、医師の監修を加えた『大島薫先生が教えるセックスよりも気持ちイイこと/my way book』を発売し、各書店で売り切れが続出しています。

大島さんの性に関する知識はどこで身につけたの?根拠はあるの?

様々な性ツイートや、話題の書籍など、性に関する知識が豊富な大島さん。それらの知識はどこで身につけたのでしょうか。

「ぼく、元々オタク気質なところがあって。気になることに対する探究心がすごいんですよ。
だから、性に関することも、バイセクシャルで自分自身が色々経験したこともあったりして、気になることはいつも調べていたんです。

例えば、女の人はキスの時に目を瞑るのに、なんで男の人はあんまり瞑らないんだろうとか。」

「で、意外とインターネットとか本とかで調べるとちゃんとした資料とか論文とか出てくるんですよね。興味ないことに関しては難しい文章とか読めないんですけど、興味あることについては海外の論文とかまでしっかり読めてしまって(笑)。

そこで得た知識を飲みの場で話すと、すごくウケるんですよ。それでさらに色々調べるようになって、Twitterとかでもツイートするようになりました。」

ーでは、特別医学的な勉強をされたという訳ではないんですね。

「そうですね。だから、ぼくが話す内容って医学的に証明されているものばかりではないんです。

でも、お医者さんって証明できないものに対してはあんまり明言できないんですよ。例えば、オーガズムって一言に言っても、イッたかどうかなんて本人でしかわからないことも多いじゃないですか。」

「男性の場合は射精の有無ってことになりますけど、仮に射精しないで”イッた”と言う人がいて、本人が言ってるのだからそうだけど、射精は見られない。

だからってオーガズムを迎えたことにはならないって言うこともできないし、確実にそれはオーガズムだともいえない。」

性に関することは特に、個人の感じ方に左右されることが多く、体に対してどういったことが起きているのか、データにしにくいという背景もあるそう。

しかし医者という立場ではない大島さんだからこそ、個人の体験、様々な資料から、性に対して自由な発言ができるのだと言います。
そんな大島さんが日々つぶやく性ツイートの中から、最も話題となっているメスイキについて、詳しい見解をお伺いしました。

射精をしないでオーガズムを迎える、メスイキって何?どうすれば経験できるの?

書籍にも大きなテーマとして取り上げられている、話題のメスイキについてのツイートはこちら。

そもそも、メスイキとは何なのでしょうか。

「メスイキっていうのは、元々腐女子の間でよく使われていた言葉です。女性って、射精をしたことがないので、想像で男性同士の性描写とかを書くことが多いんですが、その中で同じイクでも色々な種類の単語があって。空イキ、メスイキ、トコロテンとか。」

ー腐女子ってBL…男性同士の絡みを好む女性たちのことですよね?
メスイキって元々男性同士の行為から生まれた言葉だったんですね。

「そうなんです。ただ、それらの単語ってニュアンスで使われていて、使う人によって意味が違ったり、明確な定義付けがされていなかったんですよ。
だから、ぼくなりに定義を設けてみたんです。

まず、イクっていう行為自体は大きく2つの種類に分けられます。1つは、普通の射精をすることでイク、ウェットオーガズム
もう1つは射精をしないでイク、ドライオーガズムです。」

ード、ドライオーガズム???
どんな時に使う言葉なんでしょうか?

「一般的には、アナルオナニーとかによく使う言葉です。

でも、射精をしないでイクんであれば、精通をしていない幼い男の子がどこかでオナニーを覚えてしまってイクのも、連続で射精をしすぎてもう精子が出ない状態でイクのも、どちらもドライオーガズムですよね。」

ー確かに。1番最後のは、オナニーを覚えたての男子中学生とかにありがちですよね。
私の友人も、中学生のころ1週間で21回オナニーしたって言ってましたが…最後の方はドライオーガズムだったのかも。

「オナニーのしすぎは誰もが経験するドライオーガズムだと思います(笑)。

なのでぼくはドライオーガズムの中でも、そもそも精子を持っていない場合(まだ精通をしていない場合)、またはもう精子がない場合(連続で射精をしすぎて無くなった場合)、つまり精子のタンクが空になっている状態でイクことを空イキ、そうではなくて、精子が出る状態にも関わらず射精をせずにイクことをメスイキって定義づけたんです。」

ーそうなると、空イキよりもメスイキの方が難しそうですね。
精子を出せる状態で射精をせずにイクには、具体的にどうすれば良いんでしょうか?

「ぼくは前立腺を刺激することが重要だと考えています。医学的に、前立腺を刺激することでイクという論文は出ていないのですが…。というかそもそも、メスイキ自体、医学的に認められている言葉ではないですからね(笑)。」

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「前立腺とは尿道をぐるっと囲んでいて、精囊(せいのう)に隣接している部分です。
だから、尿道内を何かが通る時、少なからず前立腺に刺激がいくんです。おしっこした時、かすかに気持ち良さを感じたりしませんか?

おしっこと精液が通る菅は一緒なので、射精した時も前立腺が刺激されます。精液の方がおしっこよりも粘度が高い分、おしっこよりも時間をかけて尿道を通っているので、前立腺が刺激される時間も長くなり、気持ち良いと感じる時間も長くなります。」


ーす、すみません。私は前立腺がないので…。
その前立腺はおしっこと射精以外でどのように刺激すれば良いんでしょうか?

「あ、そうでしたね(笑)。

刺激する方法は3つあって、1つ目はアナルです。アナルに指を入れたりした時に、アナルの内側から前立腺を刺激してあげることができるんですよ。

2つ目は亀頭をずっと刺激することです。
ノンケの人がオナニーで取り入れるなら、これが一番やりやすいんじゃないかな。」

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「亀頭によってメスイキをする場合は、直接的に前立腺をいじるのではなく、PC筋(骨盤底筋) という部分を使います。
この、PC筋(骨盤底筋)は前立腺に隣接しているので、PC筋(骨盤底筋)が律動的にヒクヒクと動くと、前立腺が刺激されます

亀頭攻めをずっとしているとタマとアナルの間の会陰という部分がヒクヒクと動くんですが、まさにこれがPC筋(骨盤底筋)が動いている状態なんですよ。そして結果的に内側から前立腺が刺激され、メスイキへと繋がります。」


ー亀頭攻めなら、オナニーはもちろん、男女間のセックスでも取り入れられそうですね。
メスイキへの彼女の理解が必要ですが。

「そうですね。

そして、3つ目は自己暗示です
メスイキって、最終的にはマインドの要因がとても大きいので。例えば、亀頭攻めでビクッてすることは多くの男性があると思うんですが、それをメスイキだと思うか、気のせいだと思うかってすごく重要なんですよ。

始めは小さなビクッが大きなオーガズムに変わっていくのですが、そこにイクまでに冷めてしまう人が多いんです。」


ーどうして途中で冷めてしまう男性が多いんでしょうか。
また、途中で冷めないために、メスイキの時にどんな気持ちでいた方が良いというのはありますか?

「”男なのに女みたいにビクンビクン感じてる自分“を受け入れられないんでしょうね。カッコ悪いとか、プライドが邪魔してしまう。あとは”男なのに射精しないでイケるわけない“っていう思い込みも大きな原因です。

なので、気持ちとしては、女の子っぽい気分になった方がメスイキを経験しやすいです。

お尻を攻められて感じちゃってる“とか、”女の子みたいに受け身になってる“とか、だんだん自分が女の子の気持ちになっていくことで、”女の子なんだから、射精しなくてもイケる“って思い込むんです。」


ーな、なるほど。大島さんのツイートに乳首でもイケるという内容のものがあったかと思うんですが、自己暗示をマスターすれば乳首ででもメスイキはできるのでしょうか?

「できます。そもそも人間の体ってどこでもイケるんですよね
オーガズムって、医学的には脊髄の反射だと言われていたんですが、それを覆すような事例があるんです。

よく、半身不随で足の感覚がないのに、足が痒いという人がいますが、それと似たような例で、下半身不随の脊髄損傷をしている人が、性器への刺激を想像して、オーガズムを感じることができたという事例があります。

つまり脊髄の反射ができなくても、自己暗示や想像力でオーガズムは体験できるということです。」

「そうなると、乳首でだって耳でだってイケるんですよ。

乳首を攻められた時に、メスイキを想像するか、射精を想像するかだけの差であって、前立腺を刺激しなくても、想像だけでメスイキができるし、射精だってできるんです。
ただ、心の底から受け身になっていないと難しいので、自分の今までの常識や”男は攻めるもの”という意識に捉われていると、メスイキや性器以外でのオーガズムは難しいでしょうね。」

前立腺の位置を理解し、上手く刺激してあげたり、自分の気持ちを受け身に、女性寄りにコントロールすることで誰でもできるというメスイキ。
上手くマスターすれば、イク=射精という概念や性器だけに捉われない、新しい形のセックスやオナニーが楽しめそうです。


大島さんが性に関する本を出すまで経歴や、それらの知識をどこで身につけたのか、またメスイキの仕組みについてお伺いした前編。
後編では、メスイキ以外の性ツイートについての詳しい見解と、様々な知識を持つ大島さんが思う、モテる男性についてお聞きします。

※後編『性癖は体型で分かるって本当?話題の男の娘”大島薫”氏にTwitterの真相を聞いてみた』が気になる方はこちらから。

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