「告白」=「付き合って」ではない!?ゆうきゆう氏に聞く、大人のオトコの口説き方

好きな女性に告白する時、「告白」=「付き合って」という意味だと考えている方、多いのではないでしょうか。
漫画やドラマの告白シーンでも「好きだ。付き合ってくれ。」などと、「好き」と「付き合って」というセリフがセットで使われることがしばしばあります。

しかし、むやみに「告白」=「付き合って」と考えていると、フラられる可能性が高くなるかも…!?

今回は、「告白で『付き合って』はタブー!」というテーマでWeb上に漫画を公開している、心理学者として有名な精神科医ゆうきゆう氏「好き」と「付き合う」ことの違いや、大人のオトコの口説き方についてお聞きしました。

ゆうきゆう氏プロフィール

ゆうきゆう/精神科医
心安らげるクリニックとして評判が高い、ゆうメンタルクリニック総院長。著書多数。

<ゆうメンタルクリニック>
(上野院 http://yucl.net/ 03-6663-8813 上野駅0分)。
(池袋東口院 http://yuik.net/ 03-5944-8883 池袋駅東口1分)。
(新宿院 http://yusn.net/ 03-3342-6777 新宿駅0分)。
(渋谷院 http://yusb.net/ 03-5459-8885 渋谷駅0分)。
(秋葉原院 http://yakb.net/ 03-3863-8882 秋葉原駅0分)。
(池袋西口院 http://yuk2.net/ 03-5944-9995 池袋駅西口0分)。
(ゆうスキンクリニック池袋西口院 http://yubt.net/ 03-6914-0003 池袋駅西口0分)。

「好き」と「付き合って」はどう違うの?「付き合って」には両者に責任がつきまとう!?

そんなゆうきゆう氏に、まずは「好き」と「付き合って」の違いについてお聞きしました。

ー「好き」と「付き合って」は、具体的にどう違うんでしょうか?一緒に使うとフラれる可能性が高くなるというのは本当ですか?

「好き」と「付き合って」の違いは、“相手との関係に責任を持ちたいと思っているかどうか”という部分に大きな違いがあります。好きと伝えても曖昧な関係で済ませられることは少なくありませんが、お付き合いを申し込むと相手との関係には責任が生じてきます。

これは伝える側がそう思っているかどうかという点ももちろんありますが、伝えられた側にもそういった気持ちの重さを感じさせる伝え方なのです。
「付き合って」と伝えた場合、相手の心の中は「この人と付き合うか/付き合わないか」という二択になります。

特に相手の気持ちに確信が持てない時知り合って間もない状況では、付き合ってほしいと伝えるのは“重すぎる”可能性が高く、断られたりその後の関係で気を使われたりといったことも起きやすいのです。

一方「好き」というのは意外とライトに使える言葉なので、相手に好意や異性として魅力を感じていることを伝えたいときには使いやすい言葉になるでしょう。ただし“好きな理由”も合わせて伝えないと印象が薄くなりやすいこともあるので、使い方には少し注意が必要です。


ーなるほど、「好き」という言葉自体には責任は生じませんが、「付き合って」という言葉には責任が生じるのですね。
そしてそれは、自分だけでなく相手にも責任を求めることになるので、あまり親しい仲ではない時に伝えてしまうと「重い」印象になるんですね。


では、「好き」という想いと「付き合いたい」という想いの違いをお聞きしてもよろしいですか?

想いの違いで言えば、「好き」という方が純粋な好みや感情のように見えます。ただ今度は「好き」の幅というかレベルの違いが出来てくるでしょうし、「好き」と伝えることで相手に意識してもらいたい・知ってほしい・何らかの反応が欲しいと思っている人もいると思います。

一方で付き合いたいというのは「付き合うことによって生じる権利」を求めている部分が大きいように感じます。
相手を独占したいとか、確実に&長期的に肉体関係を結びたいとか、相手とともに将来を過ごしたいといった欲求も含めて「付き合いたい」と思うのではないでしょうか。

付き合うつもりはなく相手に好きと伝えること自体は問題ありませんが、受け手である女性の性格によっては「軽い」「体目当てでとりあえず言っているのでは?」と受け止められてしまうことがあります。

また、「告白したくせに付き合おうとしない」ことに不満を持つ女性もいますので、女性の性格を見極めつつ、もしあまり真剣に受け止められたくない場合は告白を控えるか、「そういう優しいところ、好きだよ」というように、好きなポイントを伝えるくらいにしておくほうがいいかも知れません。



確かに、「告白」=「付き合って」と考えている人が多いだけに、「好き」だけだと「だから…?」「付き合いたいってことだよね…?」と考えてしまう女性は少なくないでしょう。
付き合うことへの責任に対して覚悟ができていない場合は「好き」という言葉さえも、真剣に伝えるのは控えた方が良いのかもしれません。

「告白」=「付き合って」じゃない場合、付き合って欲しい時はどうすれば良い?

では、相手のことが「好き」であり、「付き合って」欲しい場合はどのような行動・セリフで交際を申込めば良いのでしょうか。

ー「好き」であり「付き合って」欲しい場合は、どうすればOKをしてもらえる確率が高くなりますか?

相手と付き合いたい場合、シンプルに「好きだから付き合って」というのが間違いというわけではありません。付き合いが長かったり、相手の気持ちにある程度確信が持てている場合には、そういったシンプルな申し込み方もアリです。

しかし「より相手の気持ちをつかみたい」「より相手の心に響かせたい」と思うのなら、いきなり「付き合って!」と切り出すのではなく、まずは相手に対して感じている感情や感覚を「好き」以外の言葉で語ることです。

「初めて会ったときからいいなって思ってたんだ」「話してみたらますます惹かれていった」或いは「初対面の時、実はちょっときつい人なのかなって思ってたんだけど…でも、話してみたら緊張してるだけって分かってすごくホッとしたし、そういうところがかわいいなって思えてきて」など、相手に好意を抱いたポイントや現在抱いている感情を伝えていくと、相手は自分への想いの深さと「これから告白されるんだ」ということに気づきます。

この「告白の予感」を感じることで女性の気持ちが盛り上がり、男性に対しての気持ちも高まって受け入れやすくなってくるので、それからようやく「付き合ってほしい」「これからも一緒に過ごしたい」といったこちらのニーズを伝えるといいでしょう。

実は心理学では、セリフよりも相手の表情や声のトーンなど、雰囲気の方が大切というデータもあります。
しかしその雰囲気を作るものこそが「相手への気持ちを具体的に語る」ということでもあるのです。


「付き合って」というのは自分の要望であるため、相手もそう想っていると確信が持てている場合以外は、いきなり伝えると少々自分勝手な印象になってしまうよう。
何故好きなのか、相手のことをどんな風に見ているのかを具体的に伝えた上で伝えられると、相手も受け入れやすくなるようです。

好きな人に振り向いてもらうには、「もしこの人と付き合ったら…」とイメージさせることが大事!?

最後に、告白をする前の段階で、好きな女性に振り向いてもらうにはどうすれば良いのかをお聞きしました。

ー好きな女性に振り向いてもらうために、有効な口説き文句、行動があれば教えて下さい。

人間は、相手のことを「知っている」ほど親近感を抱くとされています。

相手の好みやニーズなど、知っている情報が多いほど相手に対しての警戒心が薄くなり親しみを感じやすくなるのです。しかし、趣味や仕事の話ばかりでは、なかなか恋愛に発展しづらいもの。

そのため「お互いの恋愛に関わる話」をすることで、相手の恋愛観を知ったり「この人と付き合ったら…」といったイメージに繋がります。そもそも相手から「この人と付き合ったらどうなるんだろう」といった興味すら持ってもらえなければ、告白をしてもその女性との発展は望めませんよね。
ですので、まずはお互いの恋愛観や理想のデートなどについて話したりデートに誘うなど、ある程度下地を作っておくことが大切なのです。

さらに、「こんな風にまた二人でドライブに来たいね」「今度はこういう場所に行ってみたいね」「次はこういう場所に行ってみない?」といった次回やその先をイメージできる言葉や、「初めて会った時からすごくかわいいなって思ってたんだ」「話すたびに君のことが知れて嬉しかった」「最初はただ綺麗な人だなって思ってたんだけど、実際に話すようになってどんどん惹かれていったんだ」など、相手について感じたこと・こちらの感情や感覚・相手に惹かれた理由や過程などを具体的に伝える言葉を選べば、相手の心により響くメッセージにすることができます。

もちろん、「付き合ったら大切にしてくれそう」と感じさせるような女性を気遣う振る舞いを普段から見せることも大切ですよ。


距離を縮めるために、ただ単に話をすれば良いという訳でもないよう。確かに、仕事や趣味、日常の愚痴など、話したいことをなんでも話してしまうと距離は縮まるものの、良い友達になってしまいます。

「自分と付き合ったらどうなるか」ということを自然とイメージさせるような話題、遊び方が良いでしょう。

相手に交際の責任を求める前に、相手の気持ちを考えた下地作りをしっかりしよう!

「好き」だと想っている女性に一方的に想いを伝え、交際を申し込むのは大人のオトコの恋愛の仕方とは言えません

付き合うということは相手にも責任を求めること。交際を申し込む前の下地作り相手への想いやりを大切にすれば、「私のことちゃんと見てくれてるんだな」「この人のためなら、私も色々な責任を負ってもいいな」という気持ちになってもらえる可能性が高くなり、交際できる確率も上がるでしょう。

好きな人ができたら一方的に盛り上がるのではなく、相手の気持ちを考えた言動を心がけましょう。