コンドームってどうやって作るの?サガミに行って、自分で作らせてもらった話

非童貞の漢たるもの、一度は使ったことがあるであろうコンドーム。
愛する女性を守る為、自分の体を守る為、なくてはならないものです。

しかし、コンドームはどうやって作られているのでしょうか。
本メディアで先日公開したサガミオリジナルを作る、「相模ゴム」でコンドームの製造過程を見学してきたの記事で工場の様子はお伝えしましたが、細かい工程が多々あり覚えきれないという方もいるでしょう。

そこで今回は相模ゴム工業さん(以下、相模ゴムさん)のご好意で、実際に本メディアの非公式アイドル浜松一郎さんがコンドームを作らせていただくことになりました。一郎さんの体験を元に、初心者でもよく分かるコンドーム作り〜ダイジェスト版〜をお送りします。

コンドームの原料は、ゴムの木の樹液と○○でできていた?

今回作らせていただくのは、サガミ009ナチュラルミラクルフィットなど、ポリウレタン製コンドームに比べると比較的厚めのコンドームに使用している、天然ゴムラッテクスを用いたコンドームです。

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サガミ009ナチュラルは分厚い0.09㎜(※相模ゴムさん測定による)と先端ゆったり形状を施したリラックスタイプのコンドーム。
早漏でお悩みの方やロングプレイを楽しみたい方におすすめなのだとか。

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ミラクルフィットは、端の精液だまりがなく、男性器にピタっとフィットする形状なので、コンドーム装着後の「ヨレ」や「シワ」が起こりづらく、違和感のないより自然な使用感、満足感が得られます。

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こちらが今回作るコンドームの原料。
天然のゴムの木の樹液と、薬品を配合し、2週間ほど熟成させた液体です。

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手の平に取りこすってみると…

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ボロボロとゴムになっていきます。イメージとしては消しゴムの消しカスのよう。
コンドームの原料ってこんな風になっているんですね。

コンドームの厚さは、原料から型を持ち上げる速さで決まっていた!

原料の正体が分かったところで、早速コンドームを作ります。

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コンドームにはこのように、出来上がりに合わせて様々な形の型があるそう。
最もポピュラーなのは、ストレートでてっぺんに精液だまりがついた形です。

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好きな型を選び、専用の機械を使って型の周りに原料をつけていきましょう。

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型が原料の中に沈んでいき…

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決められた位置まで沈んだら自動的に戻ってきます。
この、戻ってくる時の速さが重要。速くすると型の周りについた原料があまり落ちないので分厚いコンドームができ、遅くすると型が最初の位置まで戻ってくるのに時間がかかるため、その間に周りの原料がたくさん落ち、薄いコンドームができるのだそう。

原料から型を持ち上げるスピードで、分厚いコンドームか薄いコンドームかを調節しているのです。

それにしても一郎さん、なかなか初心者には難しそうな形の型を選びましたね…。
最近では形よりも薄さなどにこだわるユーザーの方が多く、あまり新しい型の開発はしていないと言います。しかしやはり変わった形を好むユーザーは一定数いらっしゃるそうです。

乾くと透明になる!不思議なラテックス製コンドーム

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型に原料がついたら先ほどの機械からはずし、今度は乾かすための機械に設置します。
温めることで乾かすこちらの機械。温めすぎても硬くなってしまい、はずすのが早くてもムラができてしまうので、絶妙なタイミングではずすのがポイントだそうです。

ラテックスの原料は乾くと透明になるので、良い感じに透明になったらはずし

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今度はファンを使って送風し、もう一度乾かします。
本当に透明になってしまったので、写真で見ると原料をつける前のただの型にしか見えません。

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完全に乾いたら、もう一度最初の機械で型の周りに原料をつけます。
今度は色のついた原料を使うのがポイント。この時の色でコンドームの仕上がりの色が決まるのだとか。

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薄っすらと緑色がついてきました。
原料を1度しかつけないと、もしかしたらどこかに穴が開いている可能性がありますが、2度づけすることで、穴が開いていない安全なコンドームが完成するのだそうです。

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これを再び機械で乾かしていくと…

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クリアグリーンの、コンドームっぽい色になってきました。

この後、先ほどと同様さらにファンで乾かしていきます。

型からはずすのが難しい!?ゴム同士がくっつかないようにはずすのは至難の技!

原料を二度づけし、完全に乾かしたら

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端の部分を指を使って巻いていきます。

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お、一郎さん、割とお上手です。点線の部分まで巻いたらOK。

通常は機械で行うというこの作業。ほとんどの作業は機械で一斉に行った方が均一化されますが、この作業だけは人間の手で行った方が上手くできたりするのだとか。確かに、とても力加減が難しそうな作業です。

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これをお湯につけてはがしやすくしたら

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ゴムとゴムがくっつかないように専用のパウダーをかけながら、型についているコンドームを剥がしていきます。

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剥がしたコンドームを伸ばし、

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金属の型にセットしたら

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外側にくるくると巻いていき

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私たちがよく見る形のコンドームが完成。
市販のものは、これにさらに潤滑油を注入し、使いやすくしています。

実際に一連の流れを体験してみた一郎さん

「もっと簡単にできると思っていたけど、意外と工程が多くて大変だった…。
コンドームって、本当に日本のものづくり魂の結晶なのかもしれない…。」

と言っていました。

※実際に市場に出回っているコンドームは、これらの作業を基本的に機械で行って作られています。さらに穴が開いていないか様々な種類の検査(世界的に決められているもの、相模さん独自のもの双方があるそうです)を行い、安全が保障されています。

あらゆるプロの技術が集結!コンドームは市販ものに限る

今やドラッグストアやコンビニなど、あらゆる場所で簡単に手に入ってしまうコンドーム。
しかしその一つ一つは、様々な人たちのあらゆる努力がつまっています。

愛する2人を応援する“ことをコンセプトにしているという相模ゴムさん。”つけなければならないもの“ではなく”つけるとより気持ちいいもの“へ、これからもコンドームの概念を覆し続けてくれることでしょう。

尚、一郎さんは取材に協力してくださった社員の方から、「今回自分で製作したコンドームは絶対に使わないように」と言われていました。何かあってからでは遅いものなので、本番のSEXではプロが作り、しっかり検査を通したものを使用しましょう。

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